これからの季節、紫外線が強くなってきます。
紫外線は皮膚のシミの元ということで
お肌のケアはしっかりとされる方は多いと思いますが、
実は髪や頭皮にもダメージを与えているのです。
毛髪に与える紫外線の影響
紫外線によって髪のキューティクルを構成しているタンパク質が変性してしまいます。
このタンパク質の変性は、ダメージの進行とともに発生するキューティクル内部の空洞のもとになるのです。
この空洞は、ダメージとともに大きくなっていき、キューティクルの剥がれやツヤの低下、髪内部へのダメージへとつながっていきます。
一方、メラニン色素が少ないカラーリング毛では、紫外線によって、キューティクルだけでなく、髪の内部まで影響を受けて、強度低下を引き起こします。
頭皮に与える紫外線の影響
紫外線は頭皮を覆っている余分な皮脂を過酸化脂質へと酸化させてしまいます。
この過酸化脂質がとても曲者で、例えるなら人体のサビ。
鉄サビがしだいに鉄の内部まで腐食していくように、
この過酸化脂質(サビ)は頭皮、毛根内部にダメージを与えます。
さらに、これが毛穴につまると、なかなか落ちずに、頭髪は息ができずに窒息状態になってしまいます。
そして、抜け毛を引き起こすのです。
紫外線から頭髪を守るポイント
・良質なシャンプーを使い余分な皮脂を取り除く(抗酸化成分配合がよい)
・紫外線防止効果のあるコート剤(流さないタイプ)を付ける
・屋外に出るときは極力、帽子をかぶり直接陽射しに当たらない(風を通す麦わら帽子がよい笑)
DOUBLEではヘアケアのアドバイスをしっかりさせていただいています。
髪についての事は何でもご相談ください。